花壇や植栽帯に、潅水設備を設ける場合は、潅水ホースを設置する必要があります。しかし、意匠に配慮して植栽を設けているのにも関わらず、ホースが表面に出てくるとあまり良い印象は受けない為、土の中に埋めることをお勧めします。今回は、その理由を以下にて、説明します。
◆目次
- 気づき
- 事例1
- 事例2
- 良い事例
◆気づき
外構の計画やデザインには非常に気をつかうのに、竣工した建物を見ると、意外と潅水ホースが、露出して設置されていることを目にします。
◆事例1
散水栓や屋外コンセントのデザインはとても気を使っていて、さらに、ホースの色も茶色にし目立たなく配慮しているので良い事例ではあるものの、さらに、潅水ホースを見せないよう配慮すべきと思います。
◆事例2
散水栓に潅水ホースを直接差し込むタイプの場合、どうしても接続する箇所は露出してしまいます。さらに、散水栓のデザインに配慮し、「ドーム型」を採用してはいるものの、逆に蓋が閉まらず、使いにくくなってしまう事もあります。
◆良い事例
潅水ホースは、周囲の色と同色のものを使い、土に埋込む。そして、散水栓は見えにくい場所へ設置し、ホースを接続する事を考えるのが良いと思います。
◆まとめ
潅水ホースを設置する際に配慮すべきは、以下の3点と考えます。
<勘所> ①潅水ホースは土の中に埋めること ②潅水ホースの色は、周囲の色に合わせる。 ③潅水ホースを接続する散水栓の位置は、利用者の目に見えにくい場所に設置する。
以上です。また投稿します。
KC